お知らせ
H29年度 第1回 介護事業者支援セミナー
ブログ2017.07.28
小濱道博先生のセミナーに行って、平成30年度の介護保険法改正について、分かり易く教えていただきました。
①介護医療院・・・
介護療養病床が広くなるみたい。人員基準などは都道府県条例なので、ローカルルール色が濃いかな。
②自己負担3割・・・
3割になるのは利用者全体の3%だし、高額介護サービス費44,400円の上限があるので、すぐには影響は少ないかな。
でも近い将来、年収上限が下がり、高額介護サービス費の上限が上がるかも。
③共生型サービス・・・
若い頃から障害サービスを利用されてきた利用者さんには朗報!
④老人福祉法の一部改正・・・
有料老人ホームが行政処分で業務停止になったら、併設の地域密着型サービスは指定取り消し!?
新たな連座制か?怖いなー(ブルブル
⑤地域密着型通所介護への市町村長関与・・・
新規参入が減るってことね。
⑥行政への財政的インセンティブ・・・
認定が厳しくなる!実地指導が厳しくなる!ケアプラン点検が厳しくなる! ひぇ~、これが一番怖い(涙
地域包括支援センター24時間365日体制って、職員さん大変!
<その他審議中の問題>
・福祉用具は複数の商品の提示を義務付け、貸与価格の上限設定(高価な商品はレンタル対象外)
・H33年4月の改定から、訪問介護から生活援助が外れる。
それまでは無資格のアルバイトの生活援助が認められるようになるので、生活援助の単価が下がる。
・AI(人工知能)をケアマネツールとして2018年4月~導入開始。
・ケアマネ管理者は主任ケアマネに限定!?
・特定事業所集中減算はプランの交換等で逃げ道を作るので意味をなさない為に中止!?
・短時間デイケアの報酬引き上げ、長時間デイケアの報酬引き下げ。
・小規模多機能等の人員要件や利用者定員の見直し。
・特養の医療ニーズや看取りに対応。
などなど、盛りだくさん!!
将来は介護ロボットやICT導入で、介護業界もスマートになるけど、費用はどんどん嵩んで、庶民はサービス使えそうもない。
仕事付き高齢者住宅ができて、死ぬまで働けって!お先真っ暗です!